第6回神奈川県青少年訪問団

            
        内モンゴル乗馬体験    日本語交流(内モンゴル民族大学)

日程      2009年8月23日(日)〜27日(木) 4泊5日
訪問地    
遼寧省瀋陽市、内モンゴル自治区
参加団員   高校生4名、外7名
実施機関   神奈川県日中友好協会

受入機関   遼寧省人民対外友好協会



8月23日(日) 成田から瀋陽市へ、遼寧省人民対外友好協会歓迎宴(鳳凰飯店)       
8月24日(月) 北陵公園見学、日本語弁論大会参加(瀋陽市東北育才外国語学校)
          育才外国語学校見学、交流、ホームステイ
8月25日(火) 瀋陽から内モンゴル自治区へ、草原にて乗馬、登山、キャンプファイヤー、パオ宿泊
8月26日(水) 内モンゴル民族大学訪問交流、通遼市から瀋陽へ
8月27日(木) 趙事務所訪問、瀋陽故宮見学、瀋陽から成田へ

<<参加者感想文

この夏、私は初めて中国に渡りました。今中国は経済的に発展してきているし、なおかつ学校で中国語の授業をとっていることもあり、中国という国自体にとても興味がありました。そんな中国は実際行ってみると、何もかも私の想像の範疇をとびこえた国でした。まず初めに驚いたのは車の交通事情です。都会の方では、日本とは違い車線が何本かありました。そこを車がななめに進み、他の車のすれすれをすごいスピードで通りすぎていきました。しかしどの車もぶつかることもなく普通に運転していて、すごいしか言葉が出てきませんでした。また、食文化にも驚きました。初めて本場の料理を食べて、日本の中華料理は日本風中華料理なんだと思い知らされました。北京ダックなど中国ならではの料理や家庭料理がとてもおいしかったです。味つけもめずらしいものが多く、日本では見られないような食べ物もたくさんあり、なかなかできない経験ができたと思います。そして私の1番印象深かったのは、内モンゴル自治区で見た満天の星です。日本で、少なくとも私が住んでいるところから見える星の数は内モンゴル自治区で見たものと比較さえできないようなごくわずかなもので
す。「星の数だけ…」という言葉がありますが、それの本当の意味を知ったような気がしました。とにかくあの星空は今まで見たことのないほど本当にきれいで、きっと一生忘れません。また、まだこんなに星が見える空気が澄みきった場所があると、環境問題についても深く考えさせられました。
東北育才外国語学校での日本語弁論会や交流も強く心に残っています。たくさんの中国の高校生が日本語を勉強し、とても高いレベルで話していたので、中国人だということを一瞬忘れそうになるくらいでした。ホームステイはその弁論会で2位に入賞した子の家にさせてもらいました。会話もすごく上手で、普段友だちと話すような感じで話せました。お互いの国のことから学校のことまで、いろいろなことを話して、中国の同じ年代の人と話せたということは、とても勉強になり刺激にもなったし、中国に対してより興味をもてる良い機会にもなり、私にとってとてもプラスな経験でした。これからもこのつながりを大切にして交流を深めていきたいと思います。
私は今回中国でたくさんの貴重な体験をしました。それを今後の勉強や国際的な関心につなげていけたらと思っています。