第7回神奈川県青少年訪問団派遣のために          【寄付金募集】                

 神奈川県日本中国友好協会では友好提携関係にある遼寧省の高校生を対象にここ10年間、瀋陽市で日本語弁論大会を開催し、毎年3名の成績優秀者を第2780地区ロータリークラブのご寄付によって神奈川に招聘し各種交流を実施して参りました。平成16年に神奈川県が主催で県内の高校生を遼寧省に派遣する第1回青少年交流訪問を実施しましたが、第2回目以降の交流訪問は当協会が引き継ぎ実施することとなり、本年は第7回の訪問団の派遣となります。
 派遣或いは招聘する高校生の数は決して多くはありません。しかし友好親善大使としての役割を立派に果たしてくれます。彼らが両国で出会う高校生や教師や関係者の数は多く、またその方々が交流の感動や情報を家族や友人に伝えて下さり、波及効果も極めて大きいものです。この有意義な青少年交流を本年も継続実施致したく、皆様の浄財の中から金額の多寡に関わらずご寄付いただければとお願い申し上げます。尚高額ご寄付の場合には個人名或いは団体名を付した冠基金の設立も検討いたしたく存じます。   
              
2010年11月                                            神奈川県日本中国友好協会
                                                    会 長  久 保 孝 雄
    派遣内容
     派遣日   : 2011年3月中旬予定      
     訪問先   : 遼寧省瀋陽市、山東省青島市(省政府、高校、文化遺産遺跡など)

     参加人員 : 高校生3名(一般公募)、会員ほか10名 計15名
     費用    : 1人7万円(寄付金より)
     主催    : 神奈川県日本中国友好協会 
     協力    : 遼寧省人民対外友好協会
     目標金額 : 20万円
     寄付金額 : 個人及び団体 1口2,000円以上
     連絡先   : 神奈川県日本中国友好協会事務局
                 電話 045-896-0124  Fax 045-896-0125  mail nichu124@titan.ocn.ne.jp
   
     お振り込み方法 : 氏名(団体名)、住所、金額、送付方法(銀行・郵便局・現金)をご連絡の上、下記の銀行
                  又は郵便局からお振込願います。


  振込先 銀行振込  横浜銀行県庁支店        普通預金 0850340
               三菱東京UFJ銀行横浜支店 普通預金 0353701
        郵便振替  00230−3−48312  名義 神奈川県日本中国友好協会



第6回神奈川県青少年訪問団(報告)

日程      2009年8月23日(日)〜27日(木) 4泊5日
訪問地    
遼寧省瀋陽市、内モンゴル自治区
参加団員   高校生4名、外7名
実施機関   神奈川県日中友好協会

受入機関   遼寧省人民対外友好協会



8月23日(日) 成田から瀋陽市へ、遼寧省人民対外友好協会歓迎宴(鳳凰飯店)       
8月24日(月) 北陵公園見学、日本語弁論大会参加(瀋陽市東北育才外国語学校)
          育才外国語学校見学、交流、ホームステイ
8月25日(火) 瀋陽から内モンゴル自治区へ、草原にて乗馬、登山、キャンプファイヤー、パオ宿泊
8月26日(水) 内モンゴル民族大学訪問交流、通遼市から瀋陽へ
8月27日(木) 趙事務所訪問、瀋陽故宮見学、瀋陽から成田へ


<<高校生感想文

この夏、私は初めて中国に渡りました。今中国は経済的に発展してきているし、なおかつ学校で中国語の授業をとっていることもあり、中国という国自体にとても興味がありました。そんな中国は実際行ってみると、何もかも私の想像の範疇をとびこえた国でした。まず初めに驚いたのは車の交通事情です。都会の方では、日本とは違い車線が何本かありました。そこを車がななめに進み、他の車のすれすれをすごいスピードで通りすぎていきました。しかしどの車もぶつかることもなく普通に運転していて、すごいしか言葉が出てきませんでした。また、食文化にも驚きました。初めて本場の料理を食べて、日本の中華料理は日本風中華料理なんだと思い知らされました。北京ダックなど中国ならではの料理や家庭料理がとてもおいしかったです。味つけもめずらしいものが多く、日本では見られないような食べ物もたくさんあり、なかなかできない経験ができたと思います。そして私の1番印象深かったのは、内モンゴル自治区で見た満天の星です。日本で、少なくとも私が住んでいるところから見える星の数は内モンゴル自治区で見たものと比較さえできないようなごくわずかなものです。「星の数だけ…」という言葉がありますが、それの本当の意味を知ったような気がしました。とにかくあの星空は今まで見たことのないほど本当にきれいで、きっと一生忘れません。また、まだこんなに星が見える空気が澄みきった場所があると、環境問題についても深く考えさせられました。
東北育才外国語学校での日本語弁論会や交流も強く心に残っています。たくさんの中国の高校生が日本語を勉強し、とても高いレベルで話していたので、中国人だということを一瞬忘れそうになるくらいでした。ホームステイはその弁論会で2位に入賞した子の家にさせてもらいました。会話もすごく上手で、普段友だちと話すような感じで話せました。お互いの国のことから学校のことまで、いろいろなことを話して、中国の同じ年代の人と話せたということは、とても勉強になり刺激にもなったし、中国に対してより興味をもてる良い機会にもなり、私にとってとてもプラスな経験でした。これからもこのつながりを大切にして交流を深めていきたいと思います。
私は今回中国でたくさんの貴重な体験をしました。それを今後の勉強や国際的な関心につなげていけたらと思っています。